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認知症という病気は、初期の段階で正しく診断し、治療により進行を遅くすることが重要です。
認知症とは
誰しも年をとれば機能が衰え、年相応の“もの忘れ”がみられるようになります。これは自然な現象です。
一方、認知症は、大脳に明らかな機能的・器質的障害が出現する病気です。
加齢によるもの忘れと、認知症の違いを以下に示します。
加齢による物忘れ(正常) | 認知症 | |
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忘れ方 | 体験したことの一部を忘れる (食事で何を食べたか忘れる) | 体験したことの全体を忘れる (食事をしたこと自体を忘れる) |
自覚 | もの忘れの自覚がある | もの忘れの自覚がない |
日常生活 | 支障はない | 支障がある |
進行 | 悪化はみられない | 悪化していく |
認知症という病気は、初期の段階で正しく診断し、治療により進行を遅くすることが重要です。
認知症検査のご案内
診断は、診察、認知機能検査、画像検査(MRI)、血液検査で行います。
早期認知症では脳萎縮が海馬(記憶の貯蔵庫)において著名であることから、当クリニックでは、MRIで収集した情報をもとに、早期アルツハイマー型認知症支援システム(VSRAD)を計測し、的確に診断いたします。
検査内容 | MRI(VSRAD;早期アルツハイマー病診断支援システム)、血液検査、長谷川式認知症スケールなど |
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